『退屈をあげる』
著者 坂本千明
★サイン本
ごはんたべて
ねて
うんちして
くり返し
この愛しい退屈は
ずっとつづくのだと思う
イラストレーターで紙版画作家の坂本千明さんが、愛猫「楳」の視点で出会いと別れを描く。紙版画を原画とした温かいモノクロームの絵と、楳を通した作者の言葉が織りなす画文集。
私家版として発表された本が装い新たに出版されます。
エッセイ「幻の猫」収録。
デザイン:名久井直子
出版社:青土社
発行日:2017年11月10日
坂本千明(さかもと・ちあき)
1971年生まれ。イラストレーター/紙版画作家。青森県出身。東海大学教養学部芸術学科デザイン学過程卒業。大学在学中よりイラストレーターとしての活動を開始。2009年より紙版画の手法を用いた作品制作を始め、同時に猫との暮らしが始まる。現在は展示や書籍の挿画などで活躍中。本書に登場する「黒くて小さなやつら」(現在5歳)と東京在住。
http://sakamoto5.exblog.jp/