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山福朱実「招福除災」初夢枕札
版画家の山福朱実さんの木版画でよい初夢を。
宝船とともによい新年をお過ごしください。
《作家ブログより》
あれやこれやの多忙中に、どうしたわけか突然彫り始めてしまい、枕の下に敷くには大きすぎる作品になってしまった初夢枕札…流行病や戦争やらで鬱々とする日が続いている世ではありますが、より善きことがより多く運ばれて来ますように!と、願いを込めて擦りました。
「初夢枕札」を枕の下に敷いて眠ると吉夢が訪れ、その年は幸福に過ごせるといわれる縁起物。室町時代に船と稲穂が描かれた絵札が神社で配布されたことから始まり、江戸時代に様々な絵柄が出て豪華になっていったといわれているそう。帆の「獏」が悪夢を食べてくれるので、さらに安心安全というわけです。
作品自体は元旦を過ぎても宝船は年中無休で運行中なはずなので、
ずっと飾っていただけます!
画材:紙、水彩木版画
寸法:240x170mm(版画部分)275x195mm(シート)
シート 通常10,000円→縁起物のため5,000円
*なるだけ目視に近く色調整していますが、ご覧いただく環境などでも実物と色味の差異がありますことご了承ください。
山福朱実 Akemi Yamafuku
1963年、北九州 若松の小さな印刷屋に生まれ、81年 に上京、86年より絵の仕事を生業とし、木版画をはじ めた。2017年、生家である山福印刷の工場を『樹の実 工房』とし、絵本、挿絵、展覧会に加え、朗読や歌の ライブなどを行っている。現在は北九州に在住。