『わたしといろんなねこ』
文・絵:おくはらゆめ
《出版社の紹介文より》
あやは、大のねこ好きの小学3年生。両親は共働きで、学校が終わるとひとりで家に帰ります。仲よしのアッキーとはケンカをしてしまうし、知りあったばかりのさくらちゃんは会うとすぐににげてしまうし、まったくつまりません。そんなある日、いつもどおり家へ帰ると大きいねこが、またある日には小さいねこが現れました。日常とふしぎを往きかうなか、あやが思い出したことや、決心したこととは…? 絵本作家のおくはらゆめさんが、はじめて書き下ろした童話です。
第68回小学館児童出版文化賞
ホワイト・レイブンズ2019選出
発行:2018年6月
出版:あかね書房
仕様:上製本/A5判/96p
おくはらゆめ Yume Okuhara
1977年兵庫県生まれ。『くさをはむ』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞、『シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる』(童心社)で日本絵本賞、童話『わたしといろんなねこ』(あかね書房)で小学館児童出版文化賞を受賞。絵本に『ワニばあちゃん』(理論社)、『やきいもするぞ』(ゴブリン書房)、『おしょうがつのかみさま』(大日本図書)、童話に『よるのまんなか』(理論社)、『きつねのしっぽ』(小峰書店)など。NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』の月の歌「ようかいしりとり」や「くだものたろう」の作詞やイラストなども手がける。