長崎望遠鏡展:PEIACOさんの望遠鏡
「長崎望遠鏡展」参加作家の皆さんに質問をしました。
ひとりひとりの望遠鏡から覗く長崎。作品とあわせてお読みください。
回答者:あこ(PEIACO)
1)長崎で縁のある土地(出身地や通った場所など)
五島列島の福江島。
私自身は長崎出身ではないのですが、叔父家族が福江に住んでいて、夏休みに家族やいとこたちと遊びに行くのが楽しみでした。
2)長崎でおすすめの場所(上記以外で)
福江島内ですが、「ドンドン渕」という、滝のある子供たちの水遊び場。もちろん高浜も!
3)長崎で行ってみたい場所
祖父母や両親のルーツを巡る旅
4)おすすめの食べ物
かんころもち、治安孝行(ちゃんここ)
5)思い出の土地やエピソードなど
夏休みに福江島で過ごすときは、当時叔父が養鶏や畑仕事のために嵯峨瀬(さがせ)という地で借りていた、通称「ボロ屋」を拠点にしていました。
ボロ屋の周りにあるのは海と植物だけ。お隣さんは遥か先だし、空は広いけれど木々に囲われているようでもある立地が秘密の場所っぽさを醸していて、子供ながらになんて良い場所なのだろうと思っていました。海や川で遊んだり、犬と走り回ったり、みんなで蚊帳で寝たり、海辺でドラム缶を太鼓にしてキャンプファイヤーしたり、養鶏や畑を手伝ったりさぼったり…。帰り際にはさみしい気持ちで、ボロ屋にあった黒板に「また来年くるよ」とみんなで書きました。今でも嵯峨瀬での時間を思い出すだけできゅんとします。
◎特別展示
頓珍漢(トンチンカン)人形
作:久保田馨 1928〜1970
実家でみつけたこの愉快な人形たち。どこから来たのか誰も記憶がない。でも、不思議な魅力に惹かれて私たちの家に迎え入れ飾ることにした。いろいろ調べてはみたが、ずーっと正体は不明だった…
それから月日が流れたある日、我が家にURESICAのお二人が遊びに来ることに。すると、カマタさんが「あ、トンチンカン人形だ!」と正体を明かしてくれたのだ!
人形は長崎生まれで、当時はみやげものとして子どもでも買えるものだったが、今では長崎市歴史民俗資料館にも飾られている貴重なもの。
作者が戦争をにくみ、人形をおどけさせて平和への願いを込め、生涯作り続けたのだそう。
みなさんにもぜひ、長崎から生まれたこのエネルギーを感じてもらえたらと思い、本展で飾らせていただきました。
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PEIACO ぺいあこ
「ぺい」と「あこ」、二人組の絵本作家、イラストレーター。小中学校の同級生で、2010年にPEIACOを結成。絵本に『ルンラン ルンラン(世界文化者)』『こぐまになったピーナ(教育画劇)』『5ひきのやどなしネコ(私家版)』、装画・挿絵の仕事に『ねえねえ、きょうのおはなしは……』(福音館書店)などがある。ほか、月刊絵本、雑誌、教科書などの作品多数。郊外の古い家で3匹の猫とともに暮らす。
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長崎望遠鏡展
会期:9月25日(木)~10月13日(月祝)
会場:URESICA
「長崎」という土地に縁のある作家による作品展。
http://uresica.com/gallery.html#nagasaki
《参加作家》
河井いづみ 下妻みどり 高杉千明 長岡千陽(sen・京千) 西村洋一(nishimokko) PEIACO marini*monteany ヤマサキチヨ 山下アキ
《特別出展》
田川憲(木版画)協力:田川憲アートギャラリー Soubi'56
カシワイ(下妻みどり著『すごい長崎』〈新潮社〉線画原画)
《限定販売》
西善製菓舗 寅印菓子屋 piyototochat


