長崎望遠鏡展:高杉千明さんの望遠鏡
「長崎望遠鏡展」参加作家の皆さんに質問をしました。
ひとりひとりの望遠鏡から覗く長崎。作品とあわせてお読みください。
回答者:高杉千明
1)長崎で縁のある土地(出身地や通った場所など)
島原市(生まれた場所)・雲仙市(育った場所)
2)長崎でおすすめの場所(上記以外で)
長崎原爆資料館
3)長崎で行ってみたい場所
端島(軍艦島)
4)おすすめの食べ物
かんざらし 具雑煮(姫松屋が有名) 桃カステラ
5)思い出の土地やエピソードなど
【島原鉄道】
島原鉄道は普段1両、朝と夕方の人が比較的多い時間帯だけ2両編成のディーゼル動車です。
電車ではないので電線が必要ありません。
ワンマンで降りるところに運賃箱があり、もちろんSuicaは使用できません。
私が子供のころは、一両で走っているその姿を「マッチ箱」と呼んでみなに親しまれていました。
大学受験で初めて大阪に行ったときには、いくつもの車両が繋がっている電車がへびみたいに長くて驚いたことを覚えています。
高校生の時には車内にエアコンではなく扇風機が回っていたり、窓のところに灰皿がついていたりと今思えば、時代だなぁという車両でした。島原半島の人々の(特に高校生に)大切な移動手段です。
私が住んでいたころは、諫早駅から加津佐駅間を走っていたのですが、2008年4月1日に島原外港駅から加津佐駅までの35.3kmが廃止され、とても寂しい気持ちになった覚えがあります。
近年は「日本一海に近い駅」のひとつとして大三東駅が舞台のCMなどもあり、関東に住んでいながら島鉄を見ることが出来ると喜びました。
【海と漁船】
ものごころついたときから高校一年生まで、海と川のすぐそばに住んでいました。
潮の満ち引き次第で家の前の川の水位が上がり下がりし、フグの子が満ち潮にのって川をのぼってくるのを虫取り網ですくって、パンパンに膨らんだふぐの子を投げたりして遊びました。
楽しいことも多かった半面、台風の時には水害に怯え、お気に入りの自転車(高橋真琴さんのお姫様の絵がついたピンク色の自転車)があっという間に錆びついて、海のそばには絶対に住みたくないなと思っていました。
今でも、海はあまり好きではないけれど、海と漁船をみるととても懐かしい気持ちになります。
好きじゃないけれど、でも海はとても身近な故郷です。
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高杉千明 Chiaki Takasugi
長崎県出身/千葉県在住
福岡教育大学卒業、実践装画塾4期、山田博之イラストレーション講座10期
坂川栄治の装画塾2016年第1期、青山塾26期 イラストレーション科書籍の装画・挿絵などを中心に幅広い媒体で活動しています。
【ふつう】の中にある美しさを描きたいと思っています。
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長崎望遠鏡展
会期:9月25日(木)~10月13日(月祝)
会場:URESICA
「長崎」という土地に縁のある作家による作品展。
http://uresica.com/gallery.html#nagasaki
《参加作家》
河井いづみ 下妻みどり 高杉千明 長岡千陽(sen・京千) 西村洋一(nishimokko) PEIACO marini*monteany ヤマサキチヨ 山下アキ
《特別出展》
田川憲(木版画)協力:田川憲アートギャラリー Soubi'56
カシワイ(下妻みどり著『すごい長崎』〈新潮社〉線画原画)
《限定販売》
西善製菓舗 寅印菓子屋 piyototochat

