











『旅芸人の記録』
作:中野真典
★サイン本
大おんなは ぎゅううっと おちちを しぼりだしました。ぼたり ぽたり…… やがて テントが たちました。……
拾われた者たちがテントのなか、光と喝采を浴びる。
華やかさと哀しみとをあわせ持つサーカスを舞台に、生きるものたちすべての命の輝きを描き出す。心の琴線に触れる絵本です。
2017年2月の個展で発表された、原画を綴じた絵本。その絵本を原型に、内容はほぼそのままに、装丁と印刷と作家自らの手作業で仕上げた一冊。表紙に飛び散る絵の具のしずくや光の粒は、中野真典さんがひとつひとつ絵筆を振っていて、ふたつとして同じものはありません。赤いカーテンの絵もてで貼り込みしています。デザイン名久井直子さん。画家自身によるレーベル「くちぶえ書房」より1,000部限定で出版。手描き検印付き。和文英文併記。
装丁:名久井直子
編集協力:西山雅子(月とコンパス)
英文翻訳:阿部乃里子
2018年12月7日 初版第1刷発行
発行者:中野真典
発行所:くちぶえ書房
印刷製本:株式会社イニュニック
寸法:B5版/36p(表紙含む)
仕様:ソフトカバー、金糸かがり、箔押し、
限定:1,000部
中野真典
1975年、兵庫県生まれ。画家、絵本作家。
大阪芸術大学在学中、SELF-SOアートギャラリーにて初個展を開く。卒業後、保育士として勤めた後、作家活動に入り、京都、大阪、東京などで精力的に個展を開く。絵本を多数手がける。
nakanomasanori.com