『りすとかえるとかぜのうた』
文・絵:うえだまこと
りすとかえるの小さくて愛おしい世界。移り変わる色彩、音符のように弾け流れる水辺にひたります。だれかに会うこと、旅へのあこがれ、身近な世界での愉しみ。今もこの先もふとした時に手にしたい絵本。
植田真(うえだまこと)さんが子どもとともに生きるなかで感じたこと、大切に思うことを、大切に集め温めてきた作品です。
《出版社の紹介文より》
まだ一度も旅に出たことがないけれど、いつも旅の話をしていたりすとかえる。ある日、りすは、手に入れたばかりの舟にのって、かえるに会いにいきました。ところが、かえるはりすに気がつかず、どこかへいってしまいました。さびしくて、舟の上でねむってしまったりす。そこへやってきた風たちの歌に、りすはつつみこまれ、そして…。
装丁:中嶋香織
発行日:2020年05月19日
出版社:BL出版
仕様:220×260mm/32p/上製本
植田真(うえだまこと)
1973年生まれ。画家。『マーガレットとクリスマスのおくりもの』で日本絵本賞を受賞。おもな作品に、『スケッチブック』、『まじょのデイジー』、『おやすみのあお』、『ぼくはかわです』、『えのないえほん』(作・斉藤倫)など。さし絵・装画も多く手がける。
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