『げんきになったよ こりすのリッキ』
作:竹下文子
絵:とりごえまり
長い入院から学校に戻ったリッキ。みんなに見守られ、できることを見つけて少しずつ元気になっていきます。だんだん深まる緑。愛らしいリスたち。誠実な優しさに大丈夫と温かく包まれます。
《出版社からの紹介文》
こりすのリッキは病気になって、長い入院をします。そしてようやく退院して、学校に戻ってきました。久しぶりの学校はちょっとドキドキします。はじめはできないことも多いけれど、バドミントンの得点係など、リッキにもできることがありました。少しずつできることは増えて、リッキは元気を取り戻していきます。毛が抜けてすっかりしょぼしょぼになったしっぽも、ふさふさになってきました。ある日リッキは「もう木のぼりできるかな?」大きな木にひとりでのぼりはじめたリッキを、クラスのみんなが応援してくれます。
発行日:2022年12月
発行元:偕成社
仕様:ハードカバー/32p
サイズ:26×21cm
とりごえまり Mari Torigoe
1965年生まれ。石川県在住。
『月のみはりばん』(1996年)で絵本作家デビュー。主な作品に『せんたくやのブラウニー』、『くまさんアイス』、『ぼくのへやのりすくん』、「ハリネズミのくるりん」シリーズ 、『コトリちゃん』(絵・やまぐちめぐみ)、『ロバのポコとうさぎのポーリー』などがある。絵本の他に、広告、装丁、小児科のホスピタルアートなども手がける。近年は個展開催、多数のグループ展に参加。