







『ゆうぐれ』
作・絵:平岡瞳
いま すれちがった ねこも
とおくで きこえる うたごえも
みんな おうちに かえりましょう
山吹色から橙色…藍色と移りゆく空。
海辺の街で家路へ歩く少女とともに包み込まれます。
平岡瞳さんが作絵を手がけた初の絵本。
飾らない言葉とあたたかい木版画で描きます。
装丁:サイトヲヒデユキ
《出版社からの紹介文より》
夕暮れに満ちるささやかな幸せを描く
ゆうぐれです。あたりがだんだん暗くなってきました。みんな、おうちへ帰りましょう。
影が長く伸びています。からすがどこかへ飛んでいきます。犬がからすに吠えています。町へ向かって電車が走ります。まっかにそまるりんごの上で、てんとうむしが休んでいます。みんな、おうちへ帰りましょう。やがて、町は赤みを増していき、日没の瞬間を迎えます。
発行日:2023年11月15日
出版社:小学館
仕様:上製本/32p
サイズ:18.6 x 0.8 x 17.6 cm
平岡瞳 Hitomi Hiraoka
東京在住
愛知県立芸術大学美術学部デザイン専攻卒業
主に版画や色鉛筆の技法を使い、書籍や雑誌、教科書や絵本などの媒体を中心に活動中
hitohito1103.jimdofree.com