『パレスチナに生きるふたり ママとマハ』
文・写真:高橋美香
《出版社の紹介文より》
写真絵本でお届けする、パレスチナに生きる女性たちのちいさな願い、祈り、声。
バスマ(ママ)とマハは、写真家高橋美香さんがパレスチナで居候として、ともに生活をおくってきたふたつの家族の女性たちです。バスマは分離壁が造られ土地を奪われてしまったビリン村に、マハはたび重なる軍事侵攻に苦しめられているジェニン難民キャンプに暮らしています。
わたしたちと同じように、子どもや周囲の人々を気遣いながら懸命に生きているバスマとマハ。高橋さんを通じて知り合ったふたりは、互いを思いやっています。「いつか一緒にお茶を飲もう」という願いは、果たして叶うのでしょうか。
出版:かもがわ出版
発行:2023年1月
仕様/上製本/B5判変型上製/44p
高橋 美香
写真家。広島県府中市生まれ。大学在学中より世界の国々を歩き、その地に生きる人びとの「いとなみ」をテーマに撮影を始め、作品を発表。