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『ヒルマ・アフ・クリント 目には見えないものをもとめて』
作:ハリエット・ヴァン・レーク
訳:野坂 悦子
《出版社の紹介文より》
たぶんはじまりはアデルソ島。すべてがうごいていた。ゆらゆらとかさこそと。ヒルマは未来をかんがえた。なによりやりたかったのは…自然をとらえて描くこと。目に見えないものも描けるだろうか?ヒルマは自分の道を歩きはじめる。
カンディンスキーやモンドリアンより早く、抽象画を描いたスウェーデンの画家で、近年、世界に発見されたヒルマ・アフ・クリント。彼女はいったいどんな人だったのだろうか?ハリエット・ヴァン・レークが描く、ヒルマの美しい世界。
装丁・本文デザイン:中嶋香織
発行年:2025年3月19日
出版社:朔北社
仕様:上製本/22.5x26.8 cm/25p
ハリエット・ヴァン・レーク
1957年、オランダのライデン郊外に生まれる。金の石筆賞を受賞したデビュー作『レナレナ』は新しい感覚の絵本として日本でも注目を浴びた。長年スヴォレ市の美術大学でイラストレーションを教えている。2019年にはボローニャ・ブックフェアのイラストレーター展で国際審査員をつとめた。
野坂 悦子
1959年、東京に生まれる。1989年オランダ語翻訳者として『レナレナ』でデビュー。5年間ヨーロッパに住んだ経験を生かし、オランダやベルギーの優れた絵本や物語を翻訳している。