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『ごきぶりねえ さんどこいくの?』
ミーア・アザード 再話
モルテザー・ザーヘディ 絵
愛甲恵子 訳
「はたらいて、じぶんでちゃんとやっていく」そう決めてラメザーンおじさんの住むところへ旅に出たごきぶりねえさん。道中、てんとう虫のくつ屋、くもの編み屋などに会い、こわい思いをしながらも辿り着いた街で出会ったのは…。
イランでよく知られた民話の主人公ごきぶりねえさんを画家ザーヘディさんがモダンな装いで描いています。ペルシャ語翻訳家、愛甲さんによる訳文は親しみやすさと言葉のリズムに声に出して読みたくなります。ひとにへつらわず、うつくしく前を向いて生きるねえさんに勇気をもらえる絵本です。
《版元紹介文より》
「ごきぶりねえさん どこいくの?」は、中東の国イランでよく知られ、愛されてきた民話です。ある日、「じぶんでちゃんと やっていく」ためにごきぶりねえさんは立ち上がり、たったひとりで旅に出ます。
「わたしは、バラよりうつくしく、だれからだってあいされる」
とびきりの愛らしさとかっこよさが絶妙に同居した絵と言葉のなかには、「はたらくこと」の喜び、自立した女性であることの誇り、自分自身に愛をもって生きることの尊さが余すことなく描かれています。
2006年にブルース・インターアクションズより邦訳刊行後、絶版となっていた作品を底本に、翻訳の愛甲恵子さんによる改稿、脇田あすかさん・關根彩さんによる新装幀にてもう一度大切に送り出します。
今こそよんでもらいたい、お守りのような絵本です。
発行日:2026年6月3日
出版社:山山舎