original
『つながる』
絵・文:きくちちき
★サイン本
《出版社の紹介文より》
2013年に限定500部の私家版として刊行された『つながる』(えほんやるすばんばんするかいしゃ)。二匹のサルの出会いと喪失を描いた物語を原点に、13年の時を経て、未来への希望を描く作品として生まれ変わりました。
言葉のない80ページ。思い出と現在が交互に展開する構成で、出会い、喪失、新たなつながりを描きます。モノクロームの画面に配されたイチジクの赤い実が、心の機微を鮮やかに彩ります。
きくちちきは本作で、黒鉛(グラファイト)を固めたクレヨン状の画材を使用し、新たな画風にも挑戦。読む人それぞれの「つながる」が心に残る、作者渾身の一冊です。
*カバーに箔押しを施した、サイトヲヒデユキによる美しい装幀。大切な人への贈り物にもおすすめです。
仕様:A4変形/80p
発行年:2026年10月
出版社:世界文化社
きくちちき Chiki Kikuchi
1975年北海道生まれ。色彩溢れるタッチで自然や生命の躍動を大胆に描く。道内の大学に進み、美術学部建築学科を卒業後、上京。美術専門学校でデザインを学び、印刷会社に入社、デザインの仕事にたずさわる。骨董市で100年前のフランスの絵本に出会ったことをきっかけに、33歳の時に絵本作家を志す。個展で発表した手製本の絵本が評判となり、2012年に出版したデビュー作『しろねこくろねこ』が、翌年にブラチスラバ世界絵本原画展 (BIB)「金のりんご賞」を受賞。さらに2019年に『もみじのてがみ』が同展にて金牌を受賞など多数。2025年には第3回やなせたかし文化賞を受賞。2019年武蔵野市立吉祥寺美術館「きくちちき絵本展 しろとくろ」開催。