




ヒグチユウコ 『ふたりのねこ』
ひとりっこのぼっちゃんは、いつでもぼくといっしょだったこと。どこにでもつれていってくれて、ねるときもまいばん同じおふとんだったこと。おきにいりのクレヨンで、ぼくの絵をたくさんかいてくれたこと。かなしいときは、ぼくにかおをうずめてなみだをふいていたこと。このお腹だってはじめはまっ白だったんだ。
絵の美しさに魅かれ手に読み進めると、切なく温かいお話に胸をぎゅっとつかまれます。
著者:ヒグチユウコ
発行日:2014年12月5日
出版社:祥伝社
サイズ:21.2 x 21.2 x 1.6 cm
デザイン:木村真喜子(lunch)
文章構成:畑菜穂子
ぬいぐるみ協力:今井昌代