







『おろろんおろろん』
作・絵:石黒亜矢子
留守番を抜け出したおばけの子どもたちが愉快な百鬼夜行。キュートな妖怪たちがたくさん登場します。おろろんおろろん声に出して読みたい楽しい絵本。
《出版社紹介文より》
「ははさま どこいくの」
「こよいは おろろんじゃ」
おろろんとは……
真っ赤な月の夜に行列してあるく、もののけたちのパレード。そう、百鬼夜行です。
「いきたいなあ」「いいなあ」
「こどもは だめだめ」
大人たちは夜に消え、子どもたちはおるすばん。
子どもたちの、子どもたちによる、子どもたちのための百鬼夜行を、愛らしいユーモアたっぷりに描く。人気絵本作家・石黒亜矢子によるポップでキュートな妖怪絵本です。
装丁:大島依提亜
2019年8月 初版第一刷
発行:偕成社
サイズ:19cm×25cm/32ページ
石黒亜矢子
1973年生まれ。絵描き、絵本作家。画集に『平成版物の怪図録』(マガジンハウス)、絵本に『とうふこぞう』(京極夏彦 作/東雅夫 編/岩崎書店)『ばけねこぞろぞろ』(あかね書房)『いもうとかいぎ』(ビリケン出版)、絵日記漫画に『てんまると家族絵日記』(URESICA)がある。『豆腐小僧双六道中ふりだし』(京極夏彦 著/講談社)『現代版絵本御伽草子付喪神』(町田康 著/講談社)など装画、挿絵も多数。