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『空猫アラベラ』
作:アティ・シーへンベーク・ファン・フーケロム
訳:野坂悦子
空猫になって8年のアラベラ。飼い主のおばさんに会いたくなり「宇宙カゴ」に乗って地上へ出発します。アラベラと猫仲間たちとおばさんの交流をコミカルに愛情豊かに描きます。
オランダの作家アティ・シーへンベーク・ファン・フーケロムが55年前に発表した作品を翻訳家の野坂悦子さんが一目惚れ。本と猫を愛する方たちにより日本語訳が出版されました。
手のひらサイズのかわいい絵本です。
描き文字:吉田稔美
装丁:オーノリュウスケ(actory 701)
協力:中山義幸(Studio GICO)
寸法:15 × 11cm
仕様:上製本/フルカラー/112p
発行日:2020年2月22日/2021年2月22日 2刷
発行元:本作り空 Sola
アティ・シーへンベーク・ファン・フーケロム
Atie Siegenbeek van Heukelom
(1913〜2002)
ロッテルダムに生まれる。各地で美術教育を受けたのち、印刷技術を学び、あむすてるだむkで広告デザインの職につく。戦時中、抵抗運動に加わり、ナチスドイツの収容所に入れられた時期もある。戦後もデザイナーとして様々な分野で活躍。クリスクラス出版から初版が出た本書は、雑誌「批評家の選択」により、1966年の最高の児童書に選ばれた。