『てがみがきたな きしししし』
作:網代幸介
郵便配達人を待ち受ける妖しい洋館の住人たち。子どもの頃に読んだらきっと忘れられない。少し怖くても好奇心で屋敷へ歩み進めるだろう。物語の余白を残しつつ画をみっちり愉しめる短編映画のような読後感。
(出版社紹介文より)
ゆうびんやさんの運命は。謎の洋館。待ちうけるおばけたち。幻想的な作品世界で人気の画家・網代幸介が描く、てんやわんやな配達奇譚。
2021年6月22日 初版第1刷発行
発行:ミシマ社
ブックデザイン:大島依提亜
サイズ:29.7x21cm/上製本/32p
網代幸介 Kosuke Ajiro
1980年生まれ。東京在住の画家。これまで国内外の展示で作品を発表。平面、立体、アニメーションなど様々な方法で物語のある空想世界を表現する。絵本に『サーベルふじん』(小学館)『てがみがきたな きしししし』(ミシマ社)、絵を手がけた書籍に『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』(宮田珠己 著/大福書林)などがある。