『さくらのふね』
作・絵 きくちちき
★サイン本
はるきたよ 虫たちが桜の花びらに乗って春を告げに川を下ります。春の花々や生きものたちが伸びやかなタッチと優しい色彩で描かれており、体と心が解放されるような気持ちのいい絵本です。ちきさんが言葉選びもチャーミング。
《出版社からの紹介文より》
春きたよ、春きたよ。川面に浮かぶ桜の花びらに嬉しくなったテントウムシは「さくらのふね」に乗って、山の生き物たちに春を知らせに出かけます。友達のハチやチョウ、カタクリやニリンソウの花たち、シカやカモなど、みんなで春を喜び合います。
デザイン:サイトヲヒデユキ
出版社:小峰書店
発行日:2023年2月25日
仕様:23×31cm/ハードカバー/32p
きくちちき Chiki Kikuchi
1975年北海道生まれ。絵本作家。2012年『しろねこくろねこ』(学研)『やまねこのおはなし』(作・どいかや/イーストプレス)でデビュー。『ぼくだよぼくだよ』(理論社)など。2013年ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)にて『しろねこくろねこ』が金のりんご賞を受賞、2019年『もみじのてがみ』BIB金牌受賞。