『トラタのりんご』
作:nakaban
《出版社の紹介文より》
大好きなりんごの木を育てているトラタ。鳥を追いかけて、りんごが実り輝くふしぎな庭に迷いこみます。「わっ、すっぱい」かじったりんごは、今ではめずらしい古い種類と知ります。次の日トラタはまた庭へでかけますが……。おいしいってなんだろう。食べものの過去・今・未来をもっと知りたくなる、あざやかで美しい絵本。
*この絵本は、三成寿作氏(京都大学iPS 細胞研究所 上廣倫理倫理研究部門)が、社会における科学技術のあり方について、わたしたちひとりひとりが考え話し合っていくきっかけを作りたいという想いから企画し、nakaban 氏と意見交換を深めながら制作したものです。
発行日:2023年3月
出版社:岩波書店
仕様:27.7 x 23cm/34p/上製本
nakaban(ナカバン)
1974年 広島県生まれ。画家。
旅の記憶を主題とし、絵の中を旅するように風景を描き続けている。また音楽家のトウヤマタケオと「ランテルナムジカ」を結成し各地でライブを行う。2013年には新潮社の「とんぼの本」のロゴマークを制作。近年は絵本を数多く発表。主な作品に「よるのむこう」(白泉社)「ころころオレンジのおさんぽ」(イースト・プレス)「みずいろのぞう」(ほるぷ出版)「ぞうのびっくりパンやさん」(大日本図書)「うみべのいす」(佼成出版社)他多数。
http://nakaban.com