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出久根育作品集『SABINKA A MAKULKA』
著:出久根育
画家が共に暮らす猫、サビンカとマクルカ。展覧会のために書き下ろされたドローイングを纏めた作品集。並んで座り、追いかけ戯れ、向かい合い、丸まり、伸び上がり、見つめる。生き生きとした姿を伸びやかな筆で描く。捲る指が嬉しくなる質感のある頁、函入りの装丁はチェコで見つけた古い本のような風情もあり、宝物のような特別感がある。
限定1000部
デザイン:サイトヲヒデユキ
企画・発行:gallery kasper
編集協力:川口恵子
翻訳:河野祐子
英文校閲:James Rushford
印刷製本:LIVE ART BOOKS
発行:2025年4月
サイズ:B5/96p(カラー72p+モノクロ24p)
仕様:背継ぎ表紙糸かがり上製本+三方背貼り機能
*配送 レターパックプラス
出久根 育 Iku Dekune
1969年東京都生まれ。武蔵野美術大学卒業。『あめふらし』で2003年BIB(ブラチスラバ世界絵本原画展)グランプリ、『マーシャと白い鳥』で2006年日本絵本賞大賞を受賞。絵本に『十二の月たち』『わたしのおにんぎょうさん』『おふろ』『もりのおとぶくろ』『ペンキや』『ワニ』『こどもべやのよる』など。エッセイ集に『チェコの十二ヶ月―おとぎの国に暮らす―』など。2022年、チェコの西ボヘミア大学・ラジスラフ・ストナル・デザイン・芸術学部シンポジウムにて、イジー・トルンカ賞受賞。2002年よりチェコ在住。