「北へ」展 きくちちきさんのお手紙
「北へ」展、参加作家の皆さんに質問をしました。
北へ向けた手紙のような文章。作品とあわせてお読みください。
回答者:きくちちき
1)北海道で縁のある土地
2)北海道でおすすめの場所(上記以外で)
3)北海道で行ってみたい場所
4)おすすめの食べ物
5)思い出の土地や出会いなど教えてください
ぼくは北海道の中川郡本別町で生まれましたが、すぐに札幌市や釧路市、釧路町、帯広市へ移り住みました。
釧路に住んでいた小学1年生のとき、車にひかれて走馬灯を見たのが、大きな分岐点だった気がします。
釧路には大好きな泉屋というスパゲッティ屋さんがあり、そこの泉屋風スパゲッティをよく食べていました。
大人になった今も釧路へ行けば食べますが、味が落ちてしまい残念なものの、行くとまた食べます。
また北海道らしい景色が見たくなったときは、たびたび美瑛町へ行き満喫します。お勧めです。
北海道は広いので、行ったことがないところが沢山あるので、いつか利尻・礼文島へ行きたいと思っています。
息子が小さいうちに、なるべくたくさん北海道へ連れて行ってあげたいです。
きくちちき Chiki Kikuchi
1975年北海道生まれ。絵本作家。2012年『しろねこくろねこ』(学研)『やまねこのおはなし』(作・どいかや/イーストプレス)でデビュー。『ぼくだよぼくだよ』(理論社)など。2013年ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)にて『しろねこくろねこ』が金のりんご賞を受賞、2019年『もみじのてがみ』BIB金牌受賞。
「北へ」
会期:2024年 9月19日(木)~10月7日(月)
会場:URESICA
生まれ故郷だったり、作品が生まれるきっかけとなった場所だったり
「北海道」という土地に縁のある作家による作品展
《参加作家》
加藤休ミ きくちちき 白石ちえこ 高橋宏美(uzura)
どいかや 本濃研太 松田奈那子 水沢そら
特別出展:大谷一良
http://uresica.com/gallery.html#tothenorth