『わたしのものよ』
作・絵:マルー
猫のサカナが「わたしのものよ」と世界の光を浴びる。なんて幸福な絵本だろう。猫の姿をかりた全ての生きものへの讃歌。猫の知能は大まかに人間の2,3歳位と言われるけれど、絵本を読む子どもたちがみなサカナのように光に包まれますようと願う。
《出版社からの紹介文》
猫との幸せな日々
全ての猫と生き物に捧げる絵本
わたしは猫の「サカナ」。絵の仕事をしているリリさんと、犬のゴマと暮らしてる。リリさんのにおいがするまくらも、うすぐらいタンスの中も、気持ちの良いベランダも、近所のタンポポのはらも、あたたかいリリさんのおひざも、全部わたしのもの。イラストレーター、マルーが全ての猫と生き物に捧げる絵本。
装幀:大島依提亜
編集:筒井大介(野分編集室)
発行:WAVE出版
発行日:2018年6月20日 初版第一刷
サイズ:220x305mm/32p
マルー(MARUU)
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、University of Arts London Camberwell Collage of Artsにてイラストを学ぶ。2008年より祖母の名「まる」から名前を頂戴し、MARUU(マルー)として絵の活動を始める。書籍の装画や挿絵で鉛筆、水彩、サインペンなどつかって緻密で幻想的な世界を描く他、オリジナルの絵詩集や漫画なども制作している。
http://maruu.illust.jp