SOLD OUT
『ミツ』
著者:中野真典
えらくさむい、よるでした。
ミツにであった、よるでした。
つきのない
はるのあらしの、よるでした。
ミツとぼくと
ふたりいっしょの、よるでした。
画家の腕の中で逝った愛猫ミツ。いのちを見つめ、見えたものをまっすぐに描く。静かに胸をうつ大切な一冊が生まれました。4.4(木)からの中野真典さん個展で原画を展示します。
------
「猫としてのからだ」は失っても、ミツはいつだって自分のそばで笑ってる――。絵本作家、中野真典が愛猫ミツとの別れを通し、「死別」という永遠のテーマを、著者独自の視点で深く掘り下げて描いたスケールの大きな作品。(出版社紹介文より)
ミツに関する口述記録を巻末に収録
聴き手:高山なおみ
2019年4月3日 第1刷発行
発行:佼成出版社
装丁:羽島一希
寸法:228x248mm/32p/上製本
中野真典
1975年、兵庫県生まれ。画家、絵本作家。
大阪芸術大学在学中、SELF-SOアートギャラリーにて初個展を開く。卒業後、保育士として勤めた後、作家活動に入り、京都、大阪、東京などで精力的に個展を開く。絵本を多数手がける。
nakanomasanori.com