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『雪の練習生』多和田葉子(新潮文庫)
《出版社紹介文より》
腰を痛め、サーカスの花形から事務職に転身し、やがて自伝を書き始めた「わたし」。どうしても誰かに見せたくなり、文芸誌編集長のオットセイに読ませるが……。サーカスで女曲芸師ウルズラと伝説の芸を成し遂げた娘の「トスカ」、その息子で動物園の人気者となった「クヌート」へと受け継がれる、生の哀しみときらめき。ホッキョクグマ三代の物語をユーモラスに描く、野間文芸賞受賞作。
《目次》
祖母の退化論
死の接吻
北極を想う日
解説 佐々木敦
発行日:2013年11月28日
出版社:新潮社
サイズ:15.5 x 21.8 cm
仕様:並製本/328p
多和田葉子
1960年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒。’82年、ドイツ・ハンブルクへ。ハンブルク大学大学院修士課程修了。’91年『かかとを失くして』で群像新人賞、’93年『犬婿入り』で芥川賞、2000年『ヒナギクのお茶の場合』で泉鏡花賞、’02年『球形時間』でドゥマゴ文学賞、『容疑者の夜行列車』で谷崎潤一郎賞、伊藤整文学賞を受賞。日独二ヶ国語で作品を発表しており、’96年にはドイツ語での作家活動によりシャミッソー文学賞受賞。’05年よりベルリン在住
庄野 ナホコ(しょうの なおこ)
イラストレーター、絵本作家。
絵本著書に「ルッキオとフリフリ」シリーズ、『北極サーカス』(講談社)。挿絵に『二番目の悪者』(作・林木林/小さい書房)など。BRUTUS の「~好き。」シリーズのカバーをはじめ、書籍装画などを中心に活動。