『まよなかのかいじゅう』
作・絵:阿部結
★サイン本
真夜中に大きな音で目が覚めたちいさな姉妹。音をたどると山のようなかいじゅうが眠っていた…
亜熱帯のような極彩色の世界。ぽよんぽよんと飛び回る姉妹のこどもらしい動きや表情が素晴らしい。絵に潜むものを見つける楽しみもあり、子どもたちは夢中になることでしょう。
《出版社からの紹介文》
真夜中、れいちゃんはものすごい音で目が覚めた。
家のどこかで「ごおー ぷすー」という音がきこえる。
となりのベッドで眠っているあやちゃんを起こし、ふたりは、くらい階段をのぼって二階へ。
お父さんとお母さんの部屋をのぞいたら、山のように大きな、大きなかいじゅうが、ベッドの上で眠っていた!
かいじゅうの調査を始めたふたりは、どんどん楽しくなり…?
小さな姉妹の楽しい夜を描く、心はずむ絵本。
発行年:2024年5月19日
出版社:徳間書店
仕様:上製本/28x22.4cm/40p
阿部結(あべ ゆい)
1986年宮城県気仙沼市生まれ。中学校で美術教師を務めていた画家の父の影響を受け、幼少のころから絵に親しんで育つ。パレットクラブスクール、あとさき塾にてイラストレーションと絵本制作を学び、書籍装画や演劇の宣伝美術などを数多く手掛ける。イラストレーションの仕事に『世界不思議地図 THE WONDER MAPS』『サラリーマンのごちそう帖』(ともに朝日新聞出版)、絵本の作品に『あいたいな』(ひだまり舎)、『ねたふりゆうちゃん』(白泉社)、『おやつどろぼう』(こどものとも2021年8月号 福音館書店)、『おおきなかぜのよる』(ポプラ社)がある。東京都在住。
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