『くさをはむ』
絵・文:おくはらゆめ
ぼくらは毎日ただただ草をはむ。時には「くさごっこ」して食べられる気持ちになってみたり「くさ〜くさ〜」と歌ったり。
しまうまたちのユーモラスでシンプルな生き様に心ゆるむ最高な一冊です!
《出版社の紹介文より》
しまうまたちの、みちたりた、まいにち。
朝も、昼も、夜も、ぼくらは毎日、草をはむ。ときには草の気分になったり、草の歌をうたったり。しまうまたちの、単純だけど満ち足りたくらしを、気持ちい~い絵でつづる絵本。
おくはらゆめさんからのメッセージ
くさを はんでいる シマウマを見ながら、いっしょに 口を もぐもぐ動かしていたらシマウマが 話しかけてきました。その おはなしを えほんに描きました。気のせいかなあ?気のせいじゃなかったら いいなあ!
発行:初版 2009年4月9日
出版:講談社
仕様:上製本/21.7 x 26.5 cm/28p
おくはらゆめ Yume Okuhara
1977年兵庫県生まれ。『くさをはむ』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞、『シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる』(童心社)で日本絵本賞、童話『わたしといろんなねこ』(あかね書房)で小学館児童出版文化賞を受賞。絵本に『ワニばあちゃん』(理論社)、『やきいもするぞ』(ゴブリン書房)、『おしょうがつのかみさま』(大日本図書)、童話に『よるのまんなか』(理論社)、『きつねのしっぽ』(小峰書店)など。NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』の月の歌「ようかいしりとり」や「くだものたろう」の作詞やイラストなども手がける。