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影の縫製機
文:ミヒャエル・エンデ(Michael Ende)
絵:ビネッテ・シュレーダー(Binette Schroeder)
訳:酒寄進一
エンデとシュレーダーの美と哲学が詩的自由のはてしない世界へ誘う19篇
絶版入手困難だった本の新装復刊。哲学的に神秘的に時にユーモラスに紡ぐエンデの詩にシュレーダーが独自の解釈を織り込みつつ描くシュルレアリズムな世界。ドイツ語原文と酒寄進一氏の訳者あとがきも収録。
《版元紹介文より》
エンデとシュレーダーの美と哲学が
詩的自由のはてしない世界へ誘う19篇
縫製機
たたずむ
夜の砂丘
日の出まで
ブラバントの服きた
おんなが七人
ぬいもの はげむ
1982年にドイツのティーネマン社より限定発行されたドイツの作家ミヒャエル・エンデの詩と画家ビネッテ・シュレーダーの絵による絵詩集『Die Schattennähmaschine(影の縫製機)』。存在を表現するということの本質に迫る詩「Der wirkliche Apfel(本当の林檎)」からはじまる19篇の詩は、シュールであり、哲学的であり、神秘的であり、そしてユーモアも、遊び心も感じられる。表題作『Die Schattennähmaschine(影の縫製機)』では、夜から朝へのうつろいに影のもつ神秘を重ねる。終演を迎え、シュレーダーが描くカメが歩む舞台は宙へと浮かび消えていく。磨き抜かれた言葉とモノクロームの細密画で端正に構成された本書は、美しい装丁と一体となり、エンデ作品の中でもとりわけ格調高い一冊。邦訳版は2006年に長崎出版より酒寄進一による翻訳で出版されたが、現在は絶版となっている。
発行年:2026年5月
仕様:B5変形判/80p/1色/上製本(布貼り、ケース入り)
出版社:サウザンブックス社