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長崎望遠鏡展:下妻みどりさんの望遠鏡

「長崎望遠鏡展」参加作家の皆さんに質問をしました。
ひとりひとりの望遠鏡から覗く長崎。作品とあわせてお読みください。

回答者:下妻みどり

1)長崎で縁のある土地(出身地や通った場所など)
半世紀、長崎で暮らしています。15年は町の中、10年はちょっと町はずれ、25年は山の上です。

2)長崎でおすすめの場所(上記以外で)
くんちや精霊流し、ランタンフェスティバルなど、祭りの日の町の中。
今なのか昔なのか、日本なのか、この世なのかもわからなくなる時があります。

3)長崎で行ってみたい場所
タイムマシンがないと無理なところばかりで、しかも殉教などつらいことも多めです。
楽しそうなところでは、積まれていく眼鏡橋の現場を見てみたいです。

4)おすすめの食べ物
ザッコエビという芝海老的なエビがあり、それをさっと茹でたものが大好物です。
あとは最近見つけた「おおうら」という魚屋さんがとても良くて、毎朝の入荷状況のインスタを心の支えにしています。

5)思い出の土地やエピソードなど
長崎は、いいこともつらいことも、なぜか人間のいろんな部分があらわになる土地です。
その人間のゴタゴタを、山や海や空がグイグイと迫りながら色濃く包んでいます。
さらにちょっとつつけば400年前の風景が噴き出してきたりもして、毎日むせかえりそうです。
そんな長崎だから見える、見つかるものがある気がして、今日もあれこれ書いたり考えたり、本を作ったりしています。

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下妻みどり  Midori Shimotsuma
1970年生まれ。熊本大学文学部民俗学専攻卒。ライター。長崎についてのエッセイやイラスト、雑誌・書籍・広告記事などを手がける。編著書に『長崎迷宮旅暦』『長崎おいしい歳時記』(共に書肆侃侃房)、『川原慶賀の「日本」画帳 シーボルトの絵師が描く歳時記』(弦書房)、『ながさき開港450年めぐり 田川憲の版画と歩く長崎の町と歴史』(長崎文献社)。テレビディレクターとして長崎くんちのコッコデショを取材した「太鼓山の夏~コッコデショの131日」(NBC長崎放送/2004年)は日本民間放送連盟賞優秀賞を受賞した。

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長崎望遠鏡展
会期:9月25日(木)~10月13日(月祝)
会場:URESICA

「長崎」という土地に縁のある作家による作品展。
http://uresica.com/gallery.html#nagasaki

《参加作家》
河井いづみ 下妻みどり 高杉千明 長岡千陽(sen・京千) 西村洋一(nishimokko) PEIACO marini*monteany ヤマサキチヨ 山下アキ

《特別出展》
田川憲(木版画)協力:田川憲アートギャラリー Soubi'56
カシワイ(下妻みどり著『すごい長崎』〈新潮社〉線画原画)

《限定販売》
西善製菓舗 寅印菓子屋 piyototochat